高血圧におすすめの運動

生活習慣病として起こる高血圧性心臓病の怖さ

高血圧の約9割が原因不明で、加齢や生活習慣の乱れから起こるとされ生活習慣病のひとつになります。高血圧はサイレントキラーと呼ばれその怖さは、高血圧でも自覚症状がなく、あっても頭痛やめまいなど特異的な症状ではないため、医療機関にかかる事が少なく発見しずらい事にあります。自覚症状がないままどんどん進行し、全身の動脈硬化が進み脳梗塞や心筋梗塞、また高血圧性心臓病などが起こり重症になってしまいます。高血圧性心臓病は、心臓の負荷によって起こる心肥大症状をいいます。心臓から血圧が高い動脈に血液を送り込むため、正常時よりも強い力で心臓を収縮させる必要があります。強い収縮力を維持するため、心臓の壁を厚くします。この状態が続くと心臓の壁を作る筋肉が疲労して、伸びきったゴムのようになり薄くなります。収縮力を失った心臓は大きくなり、血液を送り出せなくなります。また心臓が大きくなった事で心臓弁がずれて血液の逆流が起こり、更に心臓に負担がかかり大きくなります。この状態になってしまうと、心臓の壁はもとの正常の状態に戻る事ができなくなり、どんどん悪化して行きます。このように高血圧性心臓病は心臓を大きくして、心臓のポンプ機能が働かない状態にしてしまいます。また動脈硬化は冠動脈という心臓の血管にも起こるため、血管の内腔が狭くなったり詰まりやすくなり、狭心症や心筋梗塞も起こしてしまいます。心臓以外でも動脈硬化は起こり、脳梗塞や閉塞性動脈硬化症などの危険性があります。高血圧になると糖尿病や脂質異常症などの他の生活習慣病を発症しやすくなり、更に危険な状態になって行きます。生活習慣病は医師の指導を守り生活習慣の改善と投薬などで悪化を防ぐ事ができます。健康診断などを受け、早期発見する事が大切です。